春のこの季節になると街中の桜が一気に満開になり見頃を迎える。そして1週間程で見頃を終え、また1年後同じように花開く。それまでの間、桜の花を見ることはもうできない。
1年間のうちで1週間から10日程度だけ、桜の季節を楽しむことができる。私たちはこの世を去るまであと何回満開の桜の景色を楽しむことができるだろうか。そう考えると、この季節を感じるひとときをより大切に思い、より楽しむことができるのではないだろうか。
人はいつ死ぬか誰にもわからない。明日かもしれないし、3年後かもしれないし、何十年も生きるかもしれない。でもそれを事前に知ることはできない。
だからこそ、「今」という瞬間を生きなければ勿体ない。今目の前に広がる自然を楽しもう。
