心に波風が立つとき、シンプルライフに立ち返ると穏やかな気持ちが蘇ってきます。
普段生活している中で、いろいろなものから影響を受けて、本来の自分を見失うときが私はあります。
足りないものは何も無いはずなのに、どこか満足感がなく、何かしなければいけない気持ちになったり。
何かしたいけど、何をしたいのかわからず悶々とした気持ちが大きくなったり。
そんなときは、大体スマホの使用時間が増え、SNSを見ている時間も増えているように思います。やはり無意識のうちに他の人と比較したり、理想を植え付けられて自分を忘れてしまっているのかもしれないなと思います。
そんなとき、私は本を読みます。最近お気に入りの本は、ドミニック・ローホーさんの書かれた『捨てる贅沢』です。
この本は行き過ぎたミニマリスト的なものとは違い、穏やかな雰囲気があり、自分にとって大切なことに立ち返らせてくれる本だと私は感じています。
読み進めているうちに、さっきまでの欠乏感や悶々とした気持ちが落ち着き、「そうそう、これが心地よく自分にとって大切なんだよなぁ」と我に返っているので驚きです。買ってからもう何度も何度も読みました。
そして、読んでいるうちに余計な物を断捨離したくなって、不要な使っていないキッチン用品を手放しました。
なかなかずっと穏やかでいるのは難しいですが、こうして立ち返らせてくれる本の存在はとてもありがたいです。